22.3.13

雪崩


今日は、長くなりますが先日の雪崩の事について書きました。

一昨日久々に晴れという予報で、バックカントリーに行って来たのですが9時くらいまで何故か雪、ホワイトアウトで全然見えなかったのが少し待つと晴れたので迷わずアルパインへ。
雪の状態はかなり良くいい感じでした。

雪庇の下にランディングが良さそうな場所があったので、雪庇の上にジャンプ台を作り、忠はそこで待機。
フィルマーの自分は、ボトムの少し横でカメラのフォーカスを合わせてたのですが、風が強いのかレンズ越しに雪が大分舞ってるなーと思った瞬間、忠の立ってる雪庇から台風の時に巨大な波が岸壁にぶつかった時の様な雪崩が。
一瞬の出来事でした。

あの大きさの雪崩、しかも雪庇の上から飛ばされたのですからヤバイ埋ると思いました。
雪崩がおさまった瞬間タダシ〜と大声で叫んだら、なんと返事が。
すぐにスノーモービルで向かいハグしたのですが、タダシは放心状態。

後で聞いたのですが、振り向いたら巨大な雪崩が20mまで迫って来てて一瞬で呑まれてそのまま雪庇から落とされ洗濯機の中状態で口の中には雪が入ってきたのですが、取り合えず必死に藻掻いて頭が上になる様にしたそうです。

今までいろいろなハプニングを切り抜けて来ましたが初めて聞きました忠がもう終わりだ(死ぬ)と思ったと。

雪庇から落とされ250m位流されて軽く埋まった程度ですんだのですから本当にラッキーでした。
今回はさすがにまいりました。

埋まってたら一人で探すのにどれだけの時間がかかるのか?
2人なら2倍、3人なら3倍探すのが早いわけですから。
2人で撮影してるリスクはかなりの物だと再確認しました。

常に気を付けて行動してるのですが、それでも足りなかったですね。

自分らは一枚の写真や数秒の映像を撮る為に莫大な時間と命をかけてます。
その全てに物語があり、それがいい思い出になってます。
試写会などでその時に話などをみなさんと飲みながら楽しく話す為にも、残り少ない撮影を気を引き締めて続けていきます。

忠も自分も今シーズン1度ずつ死にかけてます。
生かされてるし生きてる喜び。
Life is Good!!