7.4.11

福島からの思い

福島を拠点にYES JPNやスノーボードイベントの企画などを運営してるBRAVE PROJECT(ブレイブプロジェクト)のボス平学さんは、現在震災復興活動をしながらうつくしま福島を復活させようとがんばってます。

interstyleの東日本大震災 救済支援情報に掲載されてました平さんの今の思いです。


以下、東日本大震災 救済支援情報より

福島県のSHREDDER 平さんから頂いたメールです。

2011年3月11日東日本大震災が起きてもはや3週間がたちます。
私は福島県二本松市に住んでるものです。仕事は18年間横乗りの商売を営んでおります。
その他イベント企画・運営、スノーパークプロデュース業を手がけたりしております。
自然の大地を使わせてもらい様々な環境を作り上げて来ました。

そして1000年に一度という大震災に直面しこれから先の未来も失ったようでした。
震災から月日が経ち一日一日の情報、報道、ニュースなどを見ていると正直、
復旧復興のレベルではないと思っていました。
でも毎日の暮らしの流れで立上がらなければ先は進まないと思いスタッフと共に会社、
そしてお店の方も稼働することにしました。
地震の影響でお店も事務所も家もあらゆる物が倒れてました。

そして時が止まったかのように街には車も人も大型店も営業していない状態です。
私たちの住んでいるところはそんな被害が無かったとしても、
ガソリンを給油するので6時間以上待ち、最悪の場合は次の日まで待たされる事もあります。
近くのコンビニ、生活食料品店などに商品が入らず何も無い状況が2週間つづいてました。
災害が起きるとすばやくライフラインを復旧するのは分かりますが、
ここまでの災害になると町も人も活気がありません。

しかも福島県は地震、津波、そして原発・・・トリプルパンチです。
私の住んでいる場所は福島第一原子力から直径50キロのところにあります。
国が避難区域としているところの範囲は30キロ、
何かあればあっと言う間に50キロ圏内になると言われてました。
海外報道では80キロ避難区域と警告してます。
日本に滞在している外国人は国からチャーター機を使って帰国するという前代未聞の出来事が、
私の地元で起こっているのです。
岩手県、宮城県は復旧復興に向け、今まさに人と人が力を合わせて進められてます。

しかしながら福島県は例外です。
原発周辺の海岸沿いで被害にあった方達の捜索活動も未だにされていない状況のため、
福島県身元が分かる死者が現在855人、不明者6800人ともっと増えると言われてます。
避難区域にもかかわらず家族を捜しに来ている父親と娘さんがいました。
家も津波にのみ込まれ、絶望的だけどせめて家族の遺体だけでもと、
がれきの中を探している姿をみると原発を憎みます。

毎日毎日ニュースをみては原発の問題、放射能専門家達が番組にて意味の分からん話ばかり、
安全なのかダメなのかも言えないバカみたいなニュース、
視聴者は専門家の話聞いても意味がわかりません。
はじめて聞く名前ばかりです。
(ベクレル・シーベルト・プルトニウム・セシウム・ヨウ素なんだかわからん)
もっとシンプルに言ってくれって感じです。
政治家も毎回おなじみの言葉、体内被ばく・体外被ばくになってもただちに人体には
影響及ばず・・・じゃいつでるの???
じゃこの地域は福島は危ないの?って声を大にして聞いてみたい。
自然が出す放射能もあるみたいだけど、人が作り出した放射能は責任とれって感じです。
本当に全国の人にシンプルに伝わる言葉とは、ここまでは大丈夫。
これが出たらダメって言ってくれたら思いっきり仕事ができるし楽しめる。
そして逃げる準備もできる。

食べ物も同じ、野菜も、水も、牛乳も、すべてシンプルの言い方で伝えてほしい。
安心して食べれる物、安心して観光に来れる場所、安心して遊べるリゾートにならなければ
福島県は見捨てられてしまう。
これこそ風評被害です。もうすでに起きてますがね。

以前、福島県民が県外に行くと嫌なまなざして見られるみたいです。
県外のビジネスホテルに宿泊しようとしたらそのホテルに断れたと聞きました。
放射能でね。今年から進学のため東京に手続き行った家族に対しあの迷惑な福島と言われたらしいです。
計画停電と放射能みたいです。
そして海外から支援物資を送りたくても 福島には届けられないとカナダいる友達が言われたそうです。
(FEDEX)本当やめてもらいたい。県民差別です。
でも福島県の人、東北の人はみんな優しいから国を信じてるから、
誰もぐだぐだ文句を言う人はあまりいません。でも怒ったら怖いです。
早く原発問題を解決してください。

そして私たちはこの大震災と放射能問題を抱えて福島で生きて行かなければなりません。
そして前を向いて上を向いて進んでいかなければなりません。
今自分達が 出来る事と言ったら支援物資活動です。
被災者の方に日本全国、海外から送られて来た支援物資を届け一日でも早く復旧復興に
向けがんばってもらいたくこの活動をはじめてます。
ただ一つ言える事は復旧復興って簡単に言えるけど被災地を見たら正直長期化になると思います。

3週間たった今私の聖地でもあるサーフポイント南相馬市北泉サーフポイント被災地に行って来ました。
私は言葉を失いました。天災での被災地、天の神がリセットしたかのように跡形も無い北泉、
坂下、カラス、右田のポイント、周辺の住宅も何もありません。
1000年に一度の震災・・・天にここまでしなくてもいいのではと私はつぶやいてしまう。
そして南相馬市と相馬市に支援物資を届けたあと相馬市にある
サーフショップゼウス西大輔に会いに行きました。
サーフ ショップゼウスはギリギリのところまで津波が押し寄せたそうです。
でもその先から跡形もありません。大輔はカゲスカのローカル海が大好きな男です。
いち早くここでサーフィンをしたいと言ってます。
だから住み続けると・・・私も同じ思いです。
でも現実を受け止めてこれから前に進むしかありません。
絶対に復活しなければ人生楽しく行けません。贅沢など望みません普通の生活に戻したい。
ただそれだけでいいのです。

そして全国から心のこもった支援物資が届けられてます。
その物資を被災者に届け、そして日本人の頑張る底力を出していきましょう。
ここからが本番です。自分の出来る事 は福島県に沢山の人に来てもらい、楽しんでもらうことです。
その為に地元福島県の私たちが動かなければ何も復旧復興とは言えないと思う。
福島県はアクションスポーツの県です。これからの時代をしょって行くのは若者です。
その若者が楽しめる環境とは福島にすばらしい波、山、
地形(サーフィ ン・スノーボード・スケートボード)が沢山あります。
いち早く全国世界から人を集めて楽しんでもらえる事を考えて実行して行きたいと思います。
もちろん 国が定めた放射能区域外で開催しそれでも何かあったら国の責任です。
負けない福島、頑張る福島を応援よろしくお願いします。


interstyle 東日本大震災 救済支援情報→http://www.interstyle.jp/_save/